京都シルバーバーチ読書会

学習のポイントと参加者の感想



<2025年6月1日(日)>

スピリチュアリズム思想の大樹

数か月かけて、人間観、死生観、人生観、死後世界観の学習を進めてきました。毎回、学習を始める前には、今自分たちがスピリチュアリズムの思想体系のどこを学習しているかを明確にしてから、それぞれの思想テーマの学習に入っていました。今回は、これまで学んだ思想テーマを踏まえて、もう一度土台固めとして、スピリチュアリズム思想の大樹の図を通して、スピリチュアリズム思想の大枠を確認しました。


イエスは、シルバーバーチの霊訓を真のバイブルとし、思想体系とセットで打ち出すと言っています。それほど思想体系が重要であるということです。ではなぜ、霊訓を読むだけでなく、この思想体系を学ぶことがそれほどまでに重要なのでしょうか?

『シルバーバーチの霊訓』だけでは、真理を正しく理解できない

『シルバーバーチの霊訓』に示された霊的真理はどれも素晴らしい内容ですが、その書籍の多くは、複数の交霊会から当時の編集者が自分なりにテーマを選び出して編集したものです。残念ながら、編集者の霊的真理に対する理解度が十分でなかったために、前後の繋がりが失われた内容になっています。


こうしたことに加えて、内容も膨大であるため、何十年と霊訓を読み込んでも、多くが自分の気に入ったところだけを読む「点の理解」や心霊現象やヒーリングなど特定の内容だけは詳しく知っているという「部分的理解」に留まっている人が大半でした。シルバーバーチが本当に伝えたかったことの全体像を掴むことが極めて困難だったのです。

思想体系は、膨大な霊的真理を正しく理解し、実践するための「手引き書」「ガイドブック」

この問題を解決するために、スピリチュアリズム普及会が40年もの歳月をかけ、イエスの指導の下で、混沌としていた霊的真理を3つの方向性(時間軸・水平軸・実践軸)に分けて体系化してくれました。

それが『スピリチュアリズムの思想体系』です。


イエスご自身が「『シルバーバーチの霊訓』+思想体系のセットで世界に打ち出す」「この思想体系がなければ、人類は霊訓があっても宝の持ち腐れであろう」と言われているように、この思想体系は、膨大な霊的真理を正しく理解し、実践するための唯一無二の「手引き書」「ガイドブック」なのです。


私たちは、このスピリチュアリズムの思想体系のおかげで初めて、シルバーバーチが伝えたかったことの全体像を、整理された形で体系的に学ぶことができるようになりました。

「スピリチュアリストの使命」

霊的真理を正しく、体系的に理解することは、私たちスピリチュアリストが持つべき3つの使命を果たすための絶対的な出発点です。


1.霊的真理を正しく理解し、実践し、霊的成長のための努力をする

2.霊的真理を、縁ある人々に真理を手渡す(最高の利他愛の実践)

3.イエスの地上再臨の事実を人々に知らせ、イエスの兵士として人生を捧げる


私たちは、イエスが地上に再臨されたこの奇跡の時代に、偶然、霊的真理に出会ったのではありません。全人類の救いのために、イエスの下に呼び集められた「最前線の兵士」です。


この重大かつ光栄な使命を自覚し、『思想体系』という羅針盤を手に、確信を持って真理の道を歩んでいきましょう。


(参考リンク)

●スピリチュアリズム普及会 スピリチュアリズム・インフォメーション No.18

スピリチュアリズム人生とは、霊的真理を正しく理解し忠実に実践する生き方 へ

●スピリチュアリズム普及会 『シルバーバーチの霊訓』とは

『シルバーバーチの霊訓』の正しい学習法について へ



参加者の感想

 今日から参加させていただきました。とても丁寧な講義をありがとうございました。今回のお話から、イエスと霊界が大きな思いで伝えてくださった膨大な量の霊界通信の中でも、シルバーバーチの霊訓は素晴らしいものです。しかし、それを読んだとしても内容を理解することはできません。

 それを40年かけて体系化してくださった普及会の皆様の努力に本当に感謝しかありません。また、それをもっとわかりやすいように大樹として、またシンプルな図として、誰にでもわかるようにしてくださったことに心から感謝いたします。

 今日お話しいただいた図と内容から、この図の中にどれほどの思いが込められているか、霊的真理がこんなにも分かりやすくまとめられているのかと、とても感動しました。しかし、これが、イエスが本当に伝えたかったこと、これを2千年の準備期間をかけて今私たちに伝えられたこと、そのありがたさと共に、これがあればシルバーバーチの霊訓とこの思想体系があればきっと伝えられる!多くの方々に理解していただけるということがよくわかりました。

 この霊的真理を思想体系と共にしっかりと伝えられるよう、学びを深め、伝えていきたい!と強く思いました。この霊的真理を伝えていただいたこと、そして思想体系を完成させてくださったことに心から感謝いたします。そして、それを伝えて地上世界を救いたいという神様とイエスの大きな大きな想いに、どこまでも付き従い、人類救済のために精一杯進んでいくという決意を大きくしました。本当にありがとうございました。(60代男性)

 本日はイエスの兵士としての土台がための学習として、私たちの3つの使命やスピリチュアリズム思想の大樹(スピリチュアリズムの思想の枠組み)の学習は大変勉強になりました。イエスが推し進める大宗教革命、霊的流れの勢いが増し、今しっかり知識を自分のものとできるよう考えてくださった内容に本当に感謝しました。

 真理をわかりやすく整理して下さり、図もシンプルですが、いざ話すとなると、大変難しいものです。しかし、一つ一つの霊的真理の理解と霊的真理のつながりを本日は改めて学び、理解が深まりました。親様とイエスがどれ程、地球人類を愛し、霊的成長してほしいと願ってくださっていたのか、深い愛を感じ、この思いをもって日常生活での信仰実践をしていかねばならないと、さらに胸に響きました。常に真理を実践し、信仰実践の歩みを重ねてこそ、人に語った時に、相手に届くことを思い、良き霊界の道具となれるよう精進したいと思います。シルバーバーチの霊訓と思想体系この2つをセットにして堂々と語れるよう励み、大宗教革命のイエスの兵士の一員となれるよう力をつけていこうと決意を新たにすることができました。(40代女性)

 本日は大樹の講義を受けていて、私は本当にまだ世の中のわずかな人しか知らない真理を知っているのだと、改めて実感して身ぶるいしました。「霊界のことは霊に聞くのが一番」と言われましたが、霊界の方々が暗黒の地上のために心霊現象を起こして霊魂説の証明から霊的通信まで苦労して伝えてくださったことを、深感謝致します。霊的真理によって、人間とはどういう存在なのか、そして今後の運命、どんな世界に存在しているのか、何を目指して生きてくべきなのか、そうした人間を中心とした普遍の真理を教えていただきました。

  この真実は、地上のどのような宗教、人生論にもありません。わかりやすく示していただいた普及会さんに改めて深く感謝いたしました。イエスの願い通りに、この真理の実を地上のすべての人々が知って人類が救われるように、全ての図を理解して、どの場面でもいつでも語るようになることが私の重要なこの地上人生の役目だと思います。本日もありがとうございました。(60代女性)

 今日は大樹図と思想体系の復習をしました。大樹というスピリチュアリズム思想の地図を頭に置いて理解することの重要性や、図を使うことで真理の重要ポイントを押さえて理解できることを学びました。こうした学びは真理の理解を深めるとともに、イエスが2千年前に人々に伝えたかったことを、今ようやくシルバーバーチと普及会を通して、私たちが手にすることができたことも学びました。“教えを通してイエスとつながった”と感じました。もし一人でシルバーバーチの霊訓を読み続けていたとしても、この思想体系が霊的理解には遠く及ぶことはできませんでした。背後霊の方々の必死の導きで、こうして普及会傘下の読書会に導かれたことに本当に感謝しています。

 地上の他の宗教では明らかにすることができなかった数々の真理を手にした私たちには、それを必要としている方々に手渡すという責任が生じました。毎日の学びを習得し、日常に活用し、背後霊との協調関係を強めて真に救われた信仰者の姿を、新たに導かれてきた方々に示していけるよう、努力を重ねていこう、との思いが高まりました。(60代女性)

 本日は土台固めの学習で、スピリチュアリズムの思想の枠組みを学びました。 霊的真理の正しい理解のために、普及会さんがイエスの導きの中で膨大な霊的真理の霊的知識を整理し体系的にまとめあげて下さり、本当に感謝の思いがわきでてきます。私は、普及会のホームページから霊的真理を知り、導かれましたが、シルバーバーチの霊訓だけだったらしっかり理解することができず、ここまで来られていなかったと思います。

 大樹の図は膨大な真理を根からすくい上げて、それぞれ重要なポイントに項目を分けて整理された図で、あらためて見ると本当に素晴らしく、よく出来ていて、とても分かりやすく描かれているなと感動しました。この図をもとに真理を学べば、今、どこの部分を学んでいるのかが良く理解でき、そして、抜けなく学習することができると思いました。イエスが必死の思いで伝えてくれた永遠に変わることのない真理を、今、この時に知った私たちの責任は大きいですが、命を果たせるよう霊界の方々と思いを合わせ、その思いを代弁できるよう、自らをしっかり真理に沿わせて、この地上人生を神、イエスのために捧げたいと思いを新たにしました。(40代女性)

 スピリチュアリズムの思想体系の3つの大枝を復習しました。学習を重ねる度に、理解が深まっているのを実感します。8年程前に普及会のサイトを隅から隅まで読み進め、ノートに要点を整理したりしていた時は、全部理解できているように感じていたものの、誰かに説明しようとすると、上手く言葉にならず、戸惑ったのを覚えています。点の理解に留まっていたことが今はよくわかります。くり返し学んでいく中で、点と点が繋がる感覚がやっと実感できます。

 特に、講義発表の準備のために、文字おこしやパネルの作成をして練習をしてみると、いかにアウトプットが重要かを痛感します。シルバーバーチの霊訓と素晴らしい思想体系を学び、それらを学習する場を恵まれただけでなく、必要とする人達に伝えることができるように、道具としての成長の機会を与えて頂けることに感謝の気持ちで一杯です。

 神、霊界、地上世界の全ての要素を持つ人間が何のために生まれ、人生を歩み、死を迎えるのかという最も根本的なことを知らないで生きていくことこそ、生き辛いことだと思います。人類の宝とされているシルバーバーチの霊訓とスピリチュアリズムの思想体系を霊的武器として使いこなせる道具になれるように精進して参ります。(50代女性)

 スピリチュアリズム思想の大樹を基本にして学びましたが、大事なことは、全体の霊的真理を、一箇所に偏らず、体系的に理解することだという点でした。常に思っていることですが、本当にそのことを今回の講義で心から頷けました。それから、思想体系Ⅱの水平軸に沿った図のところで、私は神の分霊として、神に通じる存在、霊の心と霊体を持つ霊界における存在、肉体を持つ地上世界において恩恵を受ける存在として霊的成長を目指すのだと改めて心を入れ替えることができました。それにプラスして宿題を出してくださることで、訓練をさせてくださっているのだと思い、幸せと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。(60代女性)

 本日はスピリチュアリズム思想(霊的思想)の大樹について根のところから、幹、大枝、小枝、実と、大枠を学習しました。シルバーバーチが地上に降ろした膨大な霊的真理を、幹から3つの大枝に分け、そこから小枝、実となるように体系化されたことで、本当にわかりやすく、シルバーバーチの霊訓を読むだけでは、理解できないことが、すんなり頭入り、わかるようになります。普及会には感謝しかありません。

 思想体系Ⅱの水平軸のお話で人間は、神・霊界・地上世界の3つの世界にまたがって生きていることを、パネルを使っての説明でより理解が深まりました。それと、3つの思想体系が人間を中心にスタートしていることをシンプルな図を使っての説明で、今までとはちがう感覚で理解できたような気がしました。イエスのもとでシルバーバーチが60年間かけて地上に降ろしてくれた霊的真理を、更に40年かけて思想体系の大樹という形でまとめ上げられたこの真理をムダにすることなく、全力をつくしたいと、心から思います。(60代男性)

 スピリチュアリストの3つの使命を聞いて、今の自分にとってはとても厳しく、先だって聞いてしまった責任が重く肩に力が入りすぎてガチガチになっています。

 今日のスピリチュアリズム思想の大樹の説明を聞いて、ようやくシルバーバーチの霊訓と思想体系の意味づけが明確になってきました。分かりやすく説明いただき、感謝いたします。

 京都読書会の方々の意識の高さに気おくれしたり申し訳なかったり、色んな想いをしました。また、私の嫌いな宿題を出され、地団駄ふむような想いにもなっています。ただ、イエスがこの先2千年の地球と地球人類の運命を決するのである言葉に、この時にご縁があり、この場にいさせて頂いている恩恵をむだにすることなく与えられた課題に向き合っていきたいと思います。ありがとうございました。(50代女性)

 スピリチュアリストとしての3つの使命の内の3つ目の使命について、先日、背後霊の導きにより、時期の来た方に出会うという恵まれた機会があり、イエスの地上再臨についてと、救済の観点からの話をすることができました。もう穴があった入りたいレベルの伝道でしたが、祈りと、いただいたニューズレターを活用させて頂きました。微力ながら同胞の一助となれたら嬉しいかぎりです。

 また、仕事を始めて一年と少しの間、背後霊の導きを得ながら霊主体従の努力の実践、利他愛の実践、苦しみの甘受、祈りの実践を行い、地上的には困難はありましたがなんとか乗り越えることができ、感謝がいっぱいです。その歩みの中で、自力救済の理解ができたように思います。仕事は6月に退職することになりましたが、実りの多い仕事でした。

 このことをふまえ、もっと上手に説明できるようになりたいと思い、まだまだな自分を痛感し、反省しています。退職し、これからは静かな時間を作ることができるようになるので、読書会での学びと、講義練習を通して理解を深めてまいります。(50代女性)

 本日はスピリチュアリズム思想の大樹を学びました。私も最初はシルバーバーチの霊訓のみを読んでいました。しかし、スピリチュアリズムの思想というものがあることを知り、こちらを重視して学ぶようになり、具体的に何を実践すればいいかを知るようになりました。続・スピリチュアリズム入門にも実践については書かれていますが、スピリチュアリズムの思想体系Ⅲにはよりくわしく書かれており、霊的成長に向けて何を実践していけばいいのかを知るようになりました。

 このスピリチュアリズム思想の大樹を初めて見た時は、本当に画期的な図だと思いました。思想体系をまとめてくださったスピリチュアリズム普及会には感謝しています。人間観や神観や色々な思想を総まとめにした大樹はすごく分かりやすく、今まで学んできた思想をより立体的に体系的に理解しやすくなったと思います。

これから自分自身が理解するというだけでなく、人に伝えていくためにより正確に記憶しておき、いつでも、道具として伝道で使っていただけるよう、用意しておかないといけないと思います。前回の読書会もそうでしたが、これから本格的な伝道にむかって進んでいくのだなと思いました。本日も貴重な学び、気づきをありがとうございました。(50代女性)

 本日は、スピリチュアリズム思想の枠組みをもとに、霊的真理の全体像を体系的に理解することの重要性について学びました。シルバーバーチの霊訓を知ってからの私は、点の理解にとどまり、信仰実践に至っていませんでした。もし、イエスが地上再臨を果たさず、霊的真理の伝道のためには普及会につながらなければならないと伝えていなければ、読書会に参加することは、ずっと後になっていたと思います。

 読書会で学ぶことの重要性とその恩恵は計り知れないと、参加する度に思います。今回、人間は3つの世界に属する要素を持ち、神の世界・霊界・地上世界という3つの世界に同時に生きているということを示していただいた図がとてもわかりやすく、頭の中がとても整理されたように思います。これからの学習は、頭の中で図を描きながら覚えて理解を深めていくことをしていきます。

 イエスの通信にあるように、『シルバーバーチの霊訓』+思想体系のセットで地球人類救済計画がすすめられていきますが、その計画の進捗具合は、地上のスピリチュアリストの歩み、実践にかかっています。その責任の重大さは当時のシルバーバーチの交霊会参加者をはるかに凌ぐものです。人類史上、最大の責任であると言えるのかもしれません。その責任の重要性を認識し、霊界の道具となれるよう、真理にしがみつきながら正しい信仰実践を重ねていきたいと思います。と同時に、真理に導かれたことへの感謝と、これからも希望と力を与え続けてくださる霊界の方々、そして40年をかけて思想体系をまとめて下さったスピリチュアリズム普及会の方々への感謝の思いがあふれる読書会でした。ありがとうございました。(50代女性)