5月は、スピリチュアリズムの思想体系Ⅰの「死後世界観」の概要を学習しました。 思想体系Ⅰの人間観、死生観、人生観と順に学習を進めてきて、それらを踏まえたうえで、今回は死んだ後に赴く世界について学習しました。
シルバーバーチの他界観は、唯一・真実の他界観です。これまでは想像や、幽体離脱をして垣間見たもの、インスピレーションを受けて考えたもの、これまで解かれてきた哲学や思想を取り入れて作り上げたものなど、様々な死生観が説かれてきました。
しかし、どれも部分的には正しいこともありますが、シルバーバーチの死後世界観(他界観)は、霊界に住む高級霊から届けられた事実に即した内容です。スピリチュアリズム、特にシルバーバーチの他界観は、霊界側の視点で語られた“事実”としての、画期的な死後世界観(他界観)なのです。
死後の世界は多くの宗教が説いてきたような、天国と地獄という明確に二分された場所ではありません。シルバーバーチが明らかにした死後の世界は、「無数の界層からなるたった一つの世界」です。一つの霊界の中に無数の界層がありますが、それは、ビルの一階、二階というような物理的な仕切りがあるのではなく、まるで虹の色の移り変わりように、グラデーション的に連続した区切りがあるだけです。それでいて明確な住み分けがなされている「界層」世界です。
そして、死後、地上臭を拭うための幽界での浄化の生活を終えると、霊界での本格的な霊的成長のための生活に入っていきますが、その際、自分の霊的成長度に応じた界層へと入っていくことになります。
つまり、死後の行き先を決めるのは、どの宗教に入っていたか、あるいは表面的な善行を積んだかではありません。地上でどれだけ霊的成長したかによって決まります。私たちは自分の霊性に応じた最もふさわしい界層へと自然に進んでいくのです。
この画期的な死後世界観は、地上の宗教を一掃するほどの力を持っています。なぜなら、真の救いが特定の信仰によるものではなく、個々人の霊的度によるものであることを明確に示しているからです。スピリチュアリズムによって明らかにされた霊的真理は、決して魂を縛ることの無い霊的事実です。
スピリチュアリズム・インフォメーションで明らかになった衝撃の事実は、多くの熱心な信仰者や宗教指導者が、死後「地縛霊」となってしまっているということです。地上に蔓延する誤った宗教教義が人々の魂を縛り、霊的牢獄に閉じ込めてしまっていることがよくわかる内容です。
多くの人々が宗教の教義の通りに生きていれば「天国へ行ける」と固く信じていたにもかかわらず、死後地縛霊なってしまうという悲惨な状況に陥っています。死後、同じ信仰を持つ者同士が引き合ってグループを作り、何十年、時には何百年、あるいは千年以上にわたって、地上と同じような信仰生活を送り続けるのです。自身の強固な思念によって、自らを地縛状態にし、霊界には地獄という世界はないのに、自らの想念で作り出した地獄のような環境の中で過ごしています。何という悲劇でしょうか。
シルバーバーチが明らかにした死後世界観は、私たち地上人の死への恐怖を払拭し、死別の悲しみを癒すだけではありません。同時に、間違った宗教の教義からの解放にも繋がります。これ以上地縛霊となって苦しむ人々を生まないために、この画期的な死後世界観を広めることが、先にスピリチュアリズムに導かれた私たちに与えられた重要な使命です。
地縛霊の現状は深刻な問題です。間違った教えによって魂を霊的牢獄に閉じ込めてしまうことは、いかなる罪よりも重いのです。神から分霊を授かり、霊的成長を目的として創造されている人間にとって、霊的成長が停滞するということは、どんな苦しみよりも酷い苦しみです。
私たちには、時期が来て導かれてくる人たちに、霊界の事実を伝えていく責任が生じます。正しく理解し、しっかりと確信を持って伝えられるように学びを深め、人々の真の救いのために良き道具として成長していきましょう。
(参考リンク)
●スピリチュアリズム普及会 スピリチュアリズムの思想体系Ⅰ
5.地獄とは へ
●スピリチュアリズム普及会 『シルバーバーチの霊訓』の画期的な通信内容
4.『シルバーバーチの霊訓』の画期的な「死後世界観(他界観)」 へ
●スピリチュアリズム普及会 スピリチュアリズム・インフォメーション No.40
●スピリチュアリズム普及会 スピリチュアリズム・インフォメーション No.42
死後世界観の図は、シルプルでありながら大変深く、地上の宗教全てを一掃することのできる画期的なものであると感動いたしました。これまでの宗教のおかしてきた間違いのおそろしさ、未だ、宗致の中で間違った宗教を信仰し続けている人たちのことを思い、一刻も早く、本物の宗教を霊界の方々の道具となって伝えていきたいと強く思いました。そのために、本日の学びのように他の宗教についても知を深めていこうと思います。
他の宗教を知り、スピリチュアリズムとどう違うのかを伝えられるようにするために、今回の学習は本当に勉強になりました。そして霊界の応援を背後に感じる読書会でもありました。本物の死後世界を知ってみれば、他のものは全て問違いであることは一目瞬然です。霊界と地上の兵士が一致団結して、一人でも多くの人が真理に導かれるように私たちのなすべきことは霊の道具として知を磨き、信仰を深めていくことです。必死の思いで働きかけてくださっている霊界の方々の思いを我が思いとできるよう、地上の兵士としての武装を整えていこうと強い気持ちになりました。(40代女性)死んだ後はどうなっているのだろうか、それは、ないと考える人もいるだろうし、宗教は死後の世界の専門家ですので宗教の数だけ死後世界観もあります。
本日はキリスト教だけではなく、世の中の様々な宗教の死後世界観を教えていただきました。これから様々な宗教の方がスピリチュアリズムに導かれてこられる中で、知っておかなければならないことだと、とても勉強になりました。また既存の宗教から導かれてくる人に、自信と説得力を持って、そのまちがいに寄り添って、シルバーバーチの唯一正しい死後世界観を手渡せるよう、もっとその重要性を自覚し、これからの大宗教革命にむかっていかなければならないと痛感しています。
地球の人口よりもはるかに多い幽界の地縛霊たちも、イエスが幽界に降りられ、そのお姿をあらわされたことで、大勢の宗教の地縛霊が救われました。次は地上です。その改心された元宗教者たちの地上への働きかけを受け、思いを1つにして、私たちは、地上の道具として、大宗教革命と役目を果たしていきたいです。(50代女性)
他の宗教の死後世界観では宗教信者の持つ世界観がよりイメージしやすくなりました。二分的他界観は、布教する側が自分達の教義に従わせるために信者に信仰の動機づけとして与えたものとしか感じられませんでした。熱心な信者に神の創られた愛の世界、愛の摂理を知ってほしいと願わずにいられません。
幽界の学びでは、望むものを全て与えられながら浄化を進めていく様子を教わりました。幽界で、たやすく手にすることができる欲望の数々には、努力する喜びが伴いません。幽界での生活に“飽きが来る”ということは、霊に“自ら成長したい”という種があることの証であり、この幽界での浄化のプロセスは、人間が本来持っている霊的成長の願望に火をつけるものであるのだと分かりました。
私たちスピリチュアリストは、既にこの地上で霊的成長の願望を持っていますので、幽界で成長への意欲の炎に着火していただかなくても、何かの執着さえなければ速やかに霊界に行けるのかな、と期待も持ちました、日常の様々な物質的執着を落としていき、準備したいと思います。(私はコーヒーとチョコレートが好きなので、少しずつ減らしていきます)
ここのところ、心境に変化があり、“良い道具になる”、“道具として役に立って生きる”ということが言葉だけでなく実感として受け入れられるようになってきました。それは、私流に表現すると“自己を捨てる”ということです。本当の純粋な道具となり、今日学んだような事柄を求める人に伝え、一人でも多くの人に救いへの道を歩んでほしいと強く思えるようになってきました。(60代女性)
本日は、死後世界観を学習しました。シルバーバーチによって明らかにされた他界観は学べば学ぶほど、うそ偽りのない本物の他界観で、本当に画期的な内容であることが分かります。そうした最先端の知識を学べているという恩恵に、感謝の思いでいっぱいです。
地上人が作りあげた間違った他界観を信じ、熱心に信仰している宗教者は、死後、霊的成長の歩みをすることができない悲惨な状況におかれます。そうした人々を少しでもなくすために、真実を知っている私たちが本当の教えを伝えていく立場にあるということを、あらためて強く実感しました。これから、自分の信仰している宗教に疑問をもっている人や、道に迷っている人に対し、しっかりと真の救いの道を示していけるよう、他の宗教のどこが間違っているのかを明確に指摘できるよう、力をつけていきたいと思いました。
自分自身に与えられている課題は多いですが、これも霊的成長し、より良い霊界の道具として働いていくためだと思うので、喜びとして受けとめ、これからの大宗教革命に臨んでいく覚悟でいます。いつも霊界の方々とともにあることを意識し、日々の信仰実践に励んでいこうと、気持ちをあらたにしました。(40代女性)
霊界では、霊的成長度の者同士が集まりソウルグループを形成することでソウルグループの数だけ界層が存在し、明確な住み分別がありますが、地上では、様々な霊的成長度の人が同じ場所に集り生活しています。家族、学校・会社などにおいて共に生活していると、同じ場所・同じ世界に住んでいても、目に見えない精神的な部分では別世界で暮らしているのではないかと感じることも多々あります。同じ問題を共有していても、不平・不満が多く、被害者意識が強く物事のマイナスの面にばかりフォーカスを当てる人もいれば、前向きに捉え、解決策を考え、実行に移し、経験を糧として生きる人もいます。地上に生きていても精神レベルに於いては、皆生きている界層は様々なのだと実感しました。
今日、学習した死後世界観・他界観は死後のことが分からない、生きている人間がどのように力を尽くしても正しい知識を得ることが出さず、また人間のエゴも加わることで霊的事実からは離れてしまう領域です。多くの間違った死後世界観が世に広まってしまいましたが、こうして霊界から届けられた正しい知識を伝えることができる今、時期の来た人の手に届けていけるように、準備を続けていこうと思います。本日もありがとうございました。(50代女性)
今日はシルバーバーチの他界観についてしっかり学ばせていただきました。私も子供の頃は死んだらどうなるのか、それがわからないが故にとても怖かった記憶が鮮明です。今このようにシルバーバーチを通したイエスの教えによって、死後の世界について学んだ以上、まずは家族や友人たちに伝えていきたいという思いが強くなりました。
それから自分のためにも霊主肉従と利他愛に満ちた生活を行い、死んだらすぐ死の自覚ができ、浄化の生活に入り、自分の霊性に合う界層で、また神の道具としての生活を続けたいと思いました。霊的真理が1つまた1つとわかるようになり、本当に幸せです。(60代女性)
本日はシルバーバーチの他界観を学びました。一般的に知られているキリスト教やイスラム教の二分的他界観、古代インド宗教、仏教の輪廻的他界観もよくわかりました。また神智学等が解いた多層的他界観も、ブラバッキー自身が「創作したものだ」と死後、霊界通信で反省を述べているという話も印象に残りました。多層的他界観はシルバーバーチの他界観と似てはいても、その内容は次元の違いがはっきりとわかります。
間違った宗教信者が間違った他界観を持ったまま地縛霊となって暗黒のスポットに何十年、何百年と留まることのないように、私たちは今日学んだシルバーバーチの他界観との違いを自分のものにして、いつでも引き出して伝えていけるように精進して参りたいと思いました。ありがとうございました。(50代男性)
本日は、死後他界観を学ばせていただきました。たまたま他宗教の死後他界観のところをニューズレターで勉強していたので、深く理解することができました。今までのまちがった宗教観が死んでなお苦しむ事実を知るとき、生きて、シルバーバーチの教えに出逢い改宗できたことは、大きな恩恵だと強くおもいます。
最近、宗教を信仰している方に真理を伝える機会がありましたが、なにより、私自身が宗教霊界のきびしさを味わっていますが、霊的知識を深め、生活実践にとり入れさせていただいています。なにかに救いを求め霊的に混沌としている世の中に、神様の分霊として、希望の光となれるよう努力してまいります。また、まちがった教えにより、純粋に信仰生活をされてこられた御霊の方が早く救われますようおいのりいたします。
私も、まちがった免罪符を信じ、苦しんできました。宗教の罪は深いです。シルバーバーチの霊的真理が真実であり救いです。神様の摂理、法則が、すべての分霊にとって深い愛の中にあることにあらためて、深く感謝いたします。大宗教改革のために働かせていただけるよう、良き道具になれるよう精進してまいります。ありがとうございました。(50代女性)
死後世界観について学びました。シルバーバーチの世界観と他の宗教の他界観の違いが分かり、よりイメージしやすくなりました。多層的他界観は、スピリチュアリズムに似ていますが、明確な境界がある階層であったり単なる作り話であったりシルバーバーチの他界とはっきり区別することが出来ました。
死が訪れると、その後の過程は人それぞれであることから、地上でスピリチュアリズムを知って霊的自覚がもたらされることが大切であると改めて思いました。狂信者が地縛霊になってしまうことについても、私達スピリチュアリストが真理を正しく理解し、伝道し、「スピリチュアリズムを学び、死後幸せになってほしい」と使命感を持つことができました。今日も活力と霊的エネルギーを得ることができました。(40代女性)
本日は死後世界観を学びました。今日の学びは、自分自身の学びであると同時に、より真理普及のための学びであると実感しました。いつ何時、時期の来た人と出会ってもいいように、しっかりと学び頭にいれておく。その時が来た時に道具として使ってもらえるよう繰り返し学び、自分のものにし、自分の言葉で語れるようにしておく。今回の死後世界観だけに限らず、色々な人が導かれ、色々な真理を必要としている時に、その人にふさわしい真理を語れるよう、もっと学びを深め、忘れないよう定期的に何度も何度も学んでおくことは、やはり道具としての義務であると思いました。
今日の読書会では、真理普及に対する心がまえと熱意をよりいただけたと思います。これからの大宗教革命に向けて、よりよい道具となれるよう、今日、改めて自分自身を見直し、もっと真剣に取りくんでいこうと決意を新たにさせていただきました。ありがとうございました。(50代女性)
今日は死後世界観、他界観の学習をし、シルバーバーチの他界観、唯一真実の他界観の重要性がとても良くわかりました。現在の地球には本当にたくさんの間違った宗教が存在するのですね。今まで宗教とは無縁に生きてきたので、こんなにも多くの宗教があるのかと、驚いております。他の宗教の事をわかりやすく話して下さりありがとうございました。
霊界通信で他界した霊が後悔している事などを読んで、学んだつもりになっていた事を今日の学びで深く知ることができました。本当に宗教の洗脳は、とても恐ろしい。一人でも多くの同胞が正しい死後の世界観を知り、シルバーバーチの教えを知り、少しでも幽界にとどまる期間が短くなれるように祈りたいです。私もしっかりと頭にたたきこみ、他の方々に語れるよう努力いたします。(50代女性)
本日は、死後世界観について学びました。スピリチュアリズムでは、シルバーバーチによって唯一真実の他界観が明らかにされました。講義はとてもわかりやすく、死後の世界についてスッキリと理解できたように思います。そして、さまざまな他界観についても学びました。世界では無数の宗教が存在し、自分の信じる教義に基づく死後の世界を信じています。しかしそれは誤りであり、霊界では唯一、共通の宗教があるだけです。正しい宗教を伝えるためには、それぞれの宗教における他界観の間違いを把握することも必要となります。そのための学びを進めていきたいと思いました。
キリスト教の免罪符の発行は、煉獄での苦しみに対して行ったこと、それに金銭も絡んでいたことを知り、人間は歴史的に、人々の最大の恐怖が死であることを利用してきたのだと思いました。現代では、日本ではお札や壺、お守りを買い、死後の幸福と救いを金銭で得ようとしています。死後の救いと幸福は、正しい人生観とシルバーバーチの他界観を知ることから始まります。霊界の宗教を地上の宗教に置き換えるために、霊界の道具となれるような歩みを一つ一つ重ねていきたいと思います。シルバーバーチは、物質的に得をしても霊的には損をしていることを伝えています。自分を忘れ、人を思いやる生活を送ること、いつどこにいても自分ができる奉仕を心掛けることの大切さを伝えています。私も地上で唯物的な考えから生じる利己心を克服できるように努力していきたいと思います。(50代女性)