京都シルバーバーチ読書会

学習のポイントと参加者の感想



<2022年10月23日(日)>

(参考リンク)

<スピリチュアリズム普及会>

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<大阪スピリチュアリズム・サークル シルバーバーチ読書会>

シルバーバーチによって示された真実の神観――“5つの神の定義”①創造主としての神 ②大霊としての神 ③愛の始原としての神(愛なる神) へ

シルバーバーチによって示された真実の神観――“5つの神の定義”④摂理(法則)としての神 ⑤究極の理想としての神(愛なる神) へ


スピリチュアリズムの思想Ⅱ 「神観②」


 10月の読書会は、5つの神観のうち、4つ目「摂理(法則)としての神」、5つ目「究極の理想としての神」についてビデオを見て学習しました。


 また、これまでの地上の宗教に欠けていた神の概念が、摂理(法則)としての神観と、究極の理想としての神観であることを学びました。5つの神観のうち、どれひとつ欠けても真実の神観ではないため、これまでの地上のすべての宗教の中で、真実の神観を説いてきた宗教はただの一つもなかったことが明らかになりました。


 今から100年前、シルバーバーチの霊訓が地上に降ろされるまで、地上人は真実の神の姿を知ることができなかったのです。イエスの真実の教えである「シルバーバーチの霊訓」が地上に降ろされたことによってはじめて、人間は親である神のことを正しく知ることができるようになったということです。


 更に、今回学んだ、4つ目の摂理(法則)としての神について知る事は、地上人生を生きる上で苦しみを甘受することができる唯一の道です。完璧な摂理によって自分の行いが今の状況を生み出していることを知ることほど、人生を生きやすくするものはないでしょう。それを受け容れるためには、多くの体験が必要です。そして人生で生じる苦しい体験を自分の喜びとするためには、この知識なしにはその想いに到達できません。


 神の摂理は完璧で決して誤ることはなく、機械的な正確さで働くという事実を信仰することで、自業自得ということや、すべてに埋め合わせがあること、決して理不尽なことは生じず、常に完全平等、完全公平であることを納得してすべてを喜んで受け容れることができます。どのようなことが生じようとも、それは完璧な神の摂理によって決して誤りは生じないことを確信できるからです。人生において発生するすべてのことを感謝をもって甘受することが可能となるということです。


 苦しみのあまり自殺するなどという選択肢は絶対に選ばなくなります。それは単なる自己責任から逃れたいという卑怯な逃避であり、完璧な摂理の働きから逃れることは決してできないばかりか、自殺によって更なる摂理違反を犯し、苦しみが増すだけであることを知っているからです。


 それだけではありません。従来の宗教が説いてきた神の姿がすべて間違いであることも理解できます。神は摂理を通して人間と関わりを持っている以上、特定の宗教を信じる必要もなく、神を信じようが信じまいが、すべての人間は神に愛され、いつの日か、誰もが霊的成長の歩みを通して神に近づいていくことになるのですから、地上の宗教は一切不要となります。神は特定の人間、特定の宗教を信じた人間だけを愛し、それ以外の人間を永遠の地獄に落とすような存在でなないことを理解するなら、地上の宗教は一掃されるようになるでしょう。それが、イエス様が計画されている大宗教革命です。


 そして、誰もが摂理を通して神に完全平等、完全公平に愛されていることを知り、人間は喜びに満ちて生きることができるようになります。


 また、5つ目の究極理想としての神の姿を正しく理解できれば、神を目指して、永遠に霊的成長を成していくことを歓びをもって受け入れ、死別の悲しみ、死の恐怖を乗り越え、神の愛に応えて同胞のために一層尽くしていくことを決意するようになります。神の愛を実感し、同胞のために何とかお役に立ちたいと願い、実践していくことによって、より一層神の愛を多く実感し、益々利他性を発揮できるようになり、加速して霊的成長という真の幸福を享受できるようになるのです。


 神に近づく程神の愛をより多く実感し、より一層幸福感が増す、自分のすべてを捧げて人類救済の為に働くことこそが真の幸福であり、神の愛を実感できる道であることを確信するようになります。


 今、地上でこのような真の喜びを享受できるのは、私たち日本のほんの一部のスピリチュアリストだけですが、私たちが実践することでそれを日本でのスタンダードに押し上げ、世界中の人々に先駆けて真の人間の生き方を示し、世界中の人々の真の幸福のために人生を捧げられるのです。これほど素晴らしい恩恵は他にはありません。心より感謝申し上げます。本当に、ありがとうございます。


 こうした知識を学べるのも、すべてイエス様と霊界の高級霊の皆様、そして、スピリチュアリズム普及会の皆様の自己犠牲によって達成されてきたスピリチュアリズム運動のお陰です。私たち真のスピリチュアリストは後に続くものとして、この真理、知識を人々に示し、自ら実践を通して貢献していくことを決意して歩んでまいりましょう!



参加者の感想

本日は、神観の中の④摂理(法則)としての神と ⑤ 究極の理想としての神について学びました。摂理に沿った歩みをしていくことで、霊的成長し 幸せになれるのとその摂理に合わせていく努力が本当の信仰であること、又、私たち人間は、永遠の霊的成長の道を歩んでいって利他愛の実践を通して神の愛を感じることができ、神に近づいていくということを学び、本当にいいこと尽くめだなあと感じ、より又、神への理解が深まりました。自分自身が、日常生活を正し、よりよい道具となるため、いくつも高い壁がありますが、乗り越えて、しっかり貢献したいです。
本日はありがとうございました。摂理に沿うって何かのだろう?神の愛って何なのだろう?といつも考えていました。ある時、摂理に沿うとは自分が元々持っている良心に従うことではないか?その良心の原石を磨き上げることではないか?と気付きました。不条理、苦しみに直面した時に自分の良心の原石を磨く考え、選択をする事これによって救われる。なぜなら摂理に沿っているから。そして摂理は100%信頼できる。この事に気づいた時、これが神の愛なのかと思いました。
今日も神観について学ばせていただきました。 大阪スピリチュアリズムサークルでも学ばせていただいているので、もう何度も学んでいます。後は、図を用いて人に説明できるように成長 していきたいと思っています。それと今回は究極理想としての神の定義について ・人間は神に近づくにつれて神の愛を実感し、喜びと幸福感が増していくという部分が、以前とくらべて実感できることが増えたことを非常にうれしく思います。今後も神を理想として実践に励んでいきたいと思います。
本日の勉強の中で、特に摂理の事に 再確認出来ました。摂理はシルバーバーチがイエスより与えられて、それを我々に教えて下さっていること、更にどんな宗教にもない大切な真理であるという点で、なる程!!と思いました。具体的な摂理を肉体を持つ人間に伝えるのは、大変なことですからもっと判りやすく、自分で納得する様に伝えてゆきたいと思うに至りました。本日、この点でもう一つ、勉強すべき内容のものが増えましたが、自分にとって更なる前進として取組んで参ります。
シルバーバーチの霊訓と出会って、一番納得することができたのが神観の中の「摂理(法則)としての神」です。地上での視野でみれば不平等と思われていた出来事が、人間(霊)は死んで終わりではなく死んでからも、霊界での生活があり、それを含めたすべての生活を通してちゃんと平等になるように神は摂理を作っているということを知って、驚きました。そして、それと同時にすべての事において、意味がありムダがないということを知れたので、たとえ苦しいことがあっても、この先の成長のために必要だという、苦しみの甘受も知れました。あとは、利他愛の実践ができるように頑張ります。ありがとうございました。
本日は、神観の中の摂理の神と究極理想としての神を中心にシルバーバーチによって明らかにされた神観を学ばせていただきました。神から分霊を与えられ、神の子供である私たちは、神を求めるという霊的本性があります。これまで人類は神を求めてきましたが、正しい神について説いている宗教はなく、間違った宗教の説く神を信じ、間違った信仰を永遠と続けてきた中、私たちは本当の神について真っ先に知ることになりました。人類史上初めてもたらされた霊的叡智を真っ先に知ることになり、真っ先に神に近づく方法を知ったのです。神について正しく知り、神の願いを知るには、シルバーバーチが教えてくださった摂理の神は重要なものです。これまで地上にはなかった概念です。すべての人間の幸せを願う神の愛を知ってほしいと強く願うイエスを中心とする高級霊たちの愛を感じることができました。地上にいる私たちはストレートに神を実感することが出来ませんが、神の摂理に忠実な歩みをし、霊的成長することで神の愛を少しずつ実感することができます。神に喜んでいただける歩みをしていこう、そして一人でも多くの人に本日学んだ神観をお伝えできるように力をつけ、イエスや高級霊の皆様の期待に少しでも応えられるようになりたいと決意を新たにすることができました。霊的意識が非常に高まる貴重な時間をありがとうございました。